むくみについて

むくみについて

足のむくみは主に老廃物が原因。
ただ単に太るという状態の原因は皮下脂肪にありますが、上半身はそれほどでも無いのに足ばかりが太くなるという場合の原因は、老廃物の蓄積によるものが大半です。

では、老廃物はなぜ溜まるのでしょうか?
活動を終えて死滅した細胞などの老廃物は、血液によって腎臓に運ばれ、ろ過されて尿となり、体外へ排出されます。

しかし、この老廃物が全て腎臓まで運ばれるわけではなく、運びきれずに体内へ残されてしまうものもあります。
この取り残された老廃物が体内に溜まっても、何のメリットもありません。

そのため、どうにかして体外へ排出する必要があるのですが、ここで活躍するのがリンパです。
リンパは、リンパ管という専用の経路を使い、血液とは別ルートで老廃物を運び出します。
このリンパの活動が正常に行われることで、足のむくみが時間の経過と共に解消されていきます。

ただし、このリンパもあることがきかっけになり、活動力が低下します。
それは体温の低下。
体温が低下すると血管の収縮が始まるため、血液の流れが悪くなります。
そうなると血液によって運ばれていた老廃物が運ばれにくくなります。

また、リンパの活動力も低下します。
その結果、体温が下がることで血液の流れが悪くなり、リンパの活動能力も低下し、代謝機能が低下することにより老廃物が蓄積され始めるのです。
体温の低下により、このような悪循環が起こることで、むくみが発生するのです。